身だしなみ

身だしなみを整えるという行為は、自宅にいても自分自身のメリハリのために必要です。髪、化粧は、高齢者，障害者に関わらずに大切なことです。人と会うために身だしなみを整えるのでなく、自己表現のために身だしなみを整えたという人もいます。自分自身でできない人は、サポートしてでも身だしなみを整えます。

基礎化粧として、化粧水、乳液、クリームをつけます。女性ばかりでなく、男性も化粧水をつけるなどエチケットとして手入れするようになり、男女とも身だしなみを整えるのが必要不可欠です。基本的なことでも麻痺があったりすると動作が困難になります。まずは、自助具を活用し、それでも難しい時は、サポートが必要です。衣服を着替える動作の自助具には、ボタンエイドがあります。リウマチ症の人に多く使用されているボタンをはめるための自助具です。ボタン穴から器具を挿入し、ボタンを捕らえ、ボタン穴の上に引き抜くもので、片手でボタンエイドを持つことができてもボタンホールのある衣服の上前をもう一方の手で引っ張る必要があるため弱い力でも両手が必要となる。

身支度の目的

身支度は生活の基本でり、自立への第一歩と考えられます。身支度を支援する際、一人でできることを目的として、すべてをサポートするのではなくできることは自分ですることを目標とします。